≪≪ 国の制度あれこれ ≫≫


≪ 特別障害給付金制度 ≫

     平成17年4月からの新しい制度です
     特別な無年金者が対象。
     初診日が平成3年4月以降の人は少なくとも、この制度に関係ありません。

     社会保険庁ホームページ

     対象者に疑問がある(自分もこの制度の対象者なのではないか)と思われる方は
     法律をあたってみてください。












≪ヘルパーの派遣≫
     (障害者自立支援という制度の中のひとつです)
     これは障害程度区分(ややこしいなあ、もう!)というので利用できるかどうか
     きまります。詳しくは愛知県のホームページで、

     大阪で確かめたのでは、原則的に一人暮らしの精神障害者
     実際的にはその他の家族一名までオーケー
     自費でもプロの家政婦さんは雇うことが出来るが一日3時間で約1万円と高価
     それが自立支援を利用すると、その約1割の費用になる。
     私はまもなく利用するつもりである。
     とても重症の人しか利用できないように書いてあるがトライします
     
     シルバー人材センターの利用は?という提案もあるが、人を使うというのは
     とても難しい。 その辺りの情報を集めてからにした方が無難だと思う。
     私は長い間、自営業として人を使ってきた。そして、プロのヘルパーさんや
     家政婦さんに来てもらった経験もある。が、自分より年配の素人を
     ヘルパーさんとして使う自信はない













≪ 自立支援・精神通院 ≫

      おトクです (^O^)/
      申請すれば、まず通ります。
      例えば村役場から情報が漏れるような地域ではバレる可能性あり

     厚生省がやっと限度額をきめました。H21年4月の資料です。
     ややこしいの大好きという方はお読みください。そうでない方は、ぜったいおトクな
     制度だから、お母ニャンを信じて、申し込みましよう。お母ニャンが信じられない
     方は福祉に詳しい方、例えば魚夢さんに確かめてください
     厚生省・社会福祉連合会のパンフレットです。

     躁うつ病の通院費用が、薬代をふくめて3分の1になる制度です。
     また、一ヶ月あたりの医療費の上限もあり、調子が悪くて、何度も病院へ通う場合や
     デイケアに通う場合などに、助かります。

     躁うつ病患者なら、申請すればまず、通ります。※
     病院にとっては「固定客になってくれる」という利点があるので、すぐに診断書を
     書いてくれます。      私たち躁うつ病には、もっとも簡単に受けれる福祉です。

     そして精神障害者が他の障害者より恵まれている、唯一の制度です。

     この制度を利用する不利益というのは、私には思いつかないです。
     ぜひ、利用してください。

     申請にかかる費用は診断書代(私の場合3150円)です。
     1ケ月くらいで、モトがとれます。
     申請の窓口は市町村によって違うので、病院の窓口で聞いてください。

     自立支援の申請の時に、同時に精神障害者手帳も、申請してください。
     同時だと、とってもお安く、申請できます。

     ※精神障害者が入院してしまうと、政府はとてもお金がかかります。
      (昨年の私の入院では、1ケ月約20万、政府はお金を使っています)
      ですから、当たり前のことですが、入院してほしくないのです。
      かといって、オカシくなって問題を起こされても困ります。
      だから、通院はしてほしい。 で、そのためにこの制度を作りました。
      この趣旨からいうと、代表的な病気は統合失調症と我々躁うつ病です
      この制度がある限り、我々は、この制度の恩恵を受けれます。

   










≪ 精神障害者手帳 ≫

      とりあえずもらっておいて下さい
      但し、例えば村役場から情報が漏れるような地域ならバレる可能性あり

      手間も費用も大してかからないから、自立支援と同時に申請しておいて、
      ゆっくり使い道を考えてください。

      手帳を交付されることのデメリットは特にない、と私は思っています。
      (使うことによるデメリットがある場合はあります。使う前に、よく考えてください)

      逆に、手帳がないと受けられない福祉は、たくさんあります。

      また、手帳申請から交付まで、2〜3ケ月かかるため、失業保険の延長給付や
      入院時の後期高齢者医療の適用のように、急を要する場合、予め持ってないと
      間に合わないケースも考えられます。
      
      自立支援と同時に申請なら、かかる費用は写真代(私の場合700円)だけです。
      私はドコモの携帯の割引で、充分モトをとってます。
      
      申請の方法は、写真を撮る以外は、自立支援と全く同じです。

      発行県別利用の手引
      このページは管理人もっこさんより、直リンクの許可を頂いています。

      各市町村の手帳の使える施設などは各役場にお問い合わせください。

      余談ですが、私の前回の申請の時、その前後数日だけが調子が悪かったため
      「躁状態。易刺激性で攻撃的(原文のまま)」という診断書になりました。
      こういう患者、目が離せないですよね。
      実際は、外へ出たときだけが問題で、家の中にいればなんともなかったので、
      家の中に閉じこもっていただけなのですが、

      でも、あの診断書で障害者手帳2級だなんて、どういう審査をしているんでしょうか。

















≪ 後期高齢者医療 ≫

     65才〜75才
       私が調べた範囲のすべての自治体にあったので、国の制度と思われる。
     大阪府では障害者手帳1,2級が対象。
     住民税均等割り(所得が約125万円)以上の世帯の場合は、昨年の私の
     入院費から考えて、この制度を利用すると入院費が月8万円→3万円になる。

     また、精神科以外の科の費用がかさむ人も要チェック
     いままでの3分の1(1割負担)になる。
       ただ健康保険料が上がるので、よく計算しよう

     他のことで健康保険の手続きに行ったら、ご老人が、健康保険料がほぼ倍に
     なったと言っておられた。

     また、先日お母ニャンが確かめたら、いつでも元の安い健康保険のシステムに
     戻せるとの市役所の返事だったが、制度というのはしょっちゅう変わるので、
     こういうお金のかかる福祉の場合は特に、予め調べてから行動のこと。

     60才からの制度が、もっといい制度が残っている自治体もあり
     私の地方自治体の制度を参照のこと。
























≪ ハローワークの制度≫
     精神障害者手帳が必要です。
     この為にも、自立支援の申請の時には障害者手帳も申請しておいてください。

     障害者枠に応募が可能ですが、精神障害者を募集している企業はほとんど
     ないのが実情です。

     失業保険の給付が最長300日まで伸びます
     統合失調症の私の友人はコレを利用して、仕事がみつかるまで食いつなぎ
     ました。

     しかし、ほとんどの時期、健常者と同じように働ける彼女は、これで、
     障害者としてしか就職できないのではないかと心配しましたが、
     これを利用しても健常者としての就職(クローズ)は可能です。
     ハローワークから外部へ情報が漏れることはありません。

     傷病手当(傷病手当‘金‘とは別の制度)
     失業保険受給中に発病した疾病に対して、傷病手当金と同じように支給されます。

















≪傷病手当金≫

     健康保険の制度です。
     ≪傷病手当金をもらってから退職してください≫
     退職してからでは、一銭も支給されません。
     厚生年金、共済年金などの制度。 残念ながら国民健康保険にはありません。
     給与の3分の2が1年半支給されます。

     よく似た名前ですが、「傷病手当」とは違う制度です。


















≪ 所得税、住民税の控除≫
     精神障害者手帳が必要です。
     この為にも、自立支援の申請の時には障害者手帳も申請しておいてください。

     給与所得者は年末調整のときに雇い主に申請するワケですが、これだと、職場で
     身近な人の目にとまり、必ずバレます。

     年末調整では、障害者ではないような形で書類を出し、あとで修正申告するという
     方法があります。
     会社へ届く住民税の冊子には、障害者控除を使ったという印がつく自治体が
     多いですが、従業員の税金の事務をしていた経験から言うと、そんなところまで
     見ているヒマはありません。 また、誰の何の障害なのかも分かりません

     収入の多い人にはもちろん節税効果がありますが、収入の少ない人でも
     もし、住民税非課税所帯になれれば、入院費の上限が月8万から3万にさがる、
     自立支援の上限額が下がる、いろいろな福祉をうけやすくなるex.NHK、などの
     メリットがあります





















≪相続税、贈与税の控除≫
     相続税…………相続の時に税理士に言ってください
     贈与税の控除…障害者のために積み立てたお金(地方の制度)に対し、特別の
            贈与税の控除があります。
            積み立てた方のみお調べください。
     特別障害者の贈与税の無税
            症状が重い精神障害者に6000万まで、贈与税が無税になります
            ややこしいので、詳しいことは税務署に聞いてください
            これに関する国税庁のホームページの一部






















≪精神通院ではない自立支援の制度≫

     正確な内容は岐阜県のホームページの4ページを、お調べください
     ざっとまとめましたが、お母ニャンもあまり自信がありません。
     障害の程度は106項目をアンケートで「障害程度区分」を決め、利用
     出来るかどうか判定されます

  住まいの提供(厚生省のホームページより)

    さあ、みなさん!アタマの拷問をいたしましょう (-。-)y-゜゜゜
           下の5つの施設、いったいどこが違うでしょう?


     ショートステイ;家族に用事がある時などに、基本的に7日以内の利用
          宮崎県では県全体で定員1〜2名(少ない!)

    施設入所支援;夜間や休日、施設への入所する人に入浴や排せつ、食事の介護等を
          行う

     援護寮;期限原則2年以内。厚生省のホームページには、この項目はない。でも、
          大阪府、広島県にはこの施設が実存する

     ケアホーム;夜間や休日、共同生活を送る住居で、入浴、排泄、食事等の介助を
          行う。

     グループホーム;夜間や休日、共同生活する住居で、相談や日常生活の援助を行う。
          ※注、厚生省のホームページには、食事については書いてない。

     福祉ホーム
          住居を必要としているが、保証人がいない等で公営住宅や賃貸住宅に入居
          不可能な者に、低額な料金で居室等を提供するとともに、日常生活に必要な
          支援を行う

     公営住宅の優先入居(地方の制度)…東京都の場合5〜8倍当選確率が高い

  通所施設
     授産施設・授産所・作業所・小規模作業所
       ハンディのある人が作業をとおして仕事ができるように導く場所
       法律にのっとって運営されているのが授産施設。
       それでは収容人数が足りないので出来たのが他の施設

     地域活動支援センター
       作業を通してというより、お茶を飲んだりおしゃべりをして
       精神障害者同士の交流で、状態をよくしていこうという場所。

     就労移行支援事業…私たちにはあまり関係なさそうです京都市郊外の例

     就労継続支援事業…よいホームページがありませんでした。
           就労移行支援事業といっしょにしている所です。
           三重県、名張市の例

     自立訓練事業…生活能力の向上に必要な訓練を行います。

     デイケア……自立支援ではなく、病院での治療の範囲に入ります。
       作業所などに通っているという話はよく聞きますが、主治医の
       同意を得られればすぐ通えるにもかかわらず、あまりデイケア
       に参加しているという話を聞かない。 なぜでしょうか




















≪運転免許更新≫
      躁うつ病だと運転免許は更新できるか?
      してもいいのか、ダメなのか、分からないままに更新している人が
      多いと思う。

      幻覚、意識不明にならない場合は更新してもかまわない。
      これらの状態の場合は免許の更新が半年、保留(延期?)される。

      大阪府の運転免許更新では「医師に運転を止められていないか?」
      というアンケート様式の質問がある。

      私はラクラクパスしている。
      私は主治医に運転していることを言ったことがない。
      従って、一度たりとも止められたことがない。
      参考まで。

      えっ? ちっとも参考にならんって?

      まあまあ、


      参考資料…よっぽどヒマをもて余している人だけ、お読みください
      http://www.seirokyo.com/archive/news/kekkakujoukou/kekkaku.html